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海が望める歴史ある
果樹産地「陸前高田」
The Yonesaki district of Rikuzentakata has 140 years of history and is the only agricultural area in Japan where you can admire the gorgeous coast.
About us
『海のワイン』
月の満ち欠け、海の満ち引き
ドメーヌミカヅキ、アルバリーニョ
始まり
– The Beginning –
震災からハード面の復興が終わるその先を見据えた、
100年後の未来に繋げるワイナリー。
2011年の東日本大震災をキッカケに始まったプロジェクト。
時代に合わせて、街に合ったもので、地域と共に歩んでいく。
陸前高田には明治初期からの日本でもトップレベルに古い果樹園が今でも存在し、海沿いでは稀有な歴史ある果樹産地。
三陸海岸は世界三大漁場でもあり、海の幸にも恵まれています。
ワイナリーのネーミングは、震災のイメージを表に出さず払拭しつつ、しかし陸前高田をイメージできるように。
「ミカヅキ」とは湾曲した砂浜のこと。つまり「高田松原」を意味。
「月の満ち欠け」と「海の満ち引き」のコントラストを掛け、”満月”や”新月”は津波や引き潮をイメージ。
ラベルは日本の伝統紋様である「青海波」紋様をモチーフにしています。
陸前高田の「海のテロワール」を表現し、「平和と発展」を願って。
How it works
ワイン造りの哲学
– A few things we’re great at –
1.
栽培から醸造を手がける
栽培から醸造まで一貫して行う”ドメーヌ型”のワイナリー。陸前高田で畑を開墾しワイン用ブドウを新植・改植、傍らでリンゴ畑も引き継ぎ、栽培から愛を込めて造り上げています。醸造用に向けた栽培方法をとることで省力化し、産業と文化と景観の保護に繋げています。
2.
海のテロワール&南向きの街
陸前高田は果樹に向いた歴史ある産地です。それは三陸沿岸では稀有な、基本的に「南向き斜面」の街であるために日照量が確保でき、さらにリアス式海岸による静かな湾の海面が鏡の役割を果たし、より日照量を増幅させます。
また、海風が畑の換気を良くさせ、ワインの風味にも潮風の影響が感じ取れます。
3.
氷上山&花崗岩土壌
陸前高田は霊峰「氷上山」を背負っています。山体を成す「氷上花崗岩」。4億5~8千万年前の日本で最大級に古い土壌は、粗い砂状や小石が多い畑になり、水捌けが良く、果樹にとって良い環境を生み出します。「白砂青松」と呼ばれる高田松原の”白砂”は花崗岩土壌だからこそ為されます。
また、874mもある氷上山からは冷やされた山風が吹きおろし、寒暖差を生み出します。
4.
アルバリーニョ
「海のワイン」かつ「リアス海岸」のブランドを纏うブドウ品種。リアス式海岸の由来となった、スペイン・ガリシア地方リアスバイシャスの原産品種です。テロワールも似ている陸前高田において未来が明るい品種です。2021年にはフランス・ボルドーでも気候変動対策のために新認可されるという歴史的快挙が起こり、世界的認知が広がっています。
ドメーヌミカヅキでは日本初「アルバリーニョのみ」を栽培。アルバリーニョにおける専門性を追求し、可能性を広げています。
5.
ミクロクリマ
陸前高田の中でもさらに小さい土地の違い=ミクロクリマ(微小気候)を区別し、畑を分散させリスクヘッジ。そして複雑なそれぞれの畑の特徴を徐々に把握しながら、栽培・醸造方法も柔軟に対応しています。病気に強いアルバリーニョだからこそ、幅広い造りが可能で、箇所により日本では数少ない「ビオディナミ」への挑戦も行っています。
できるだけ本来の個性を尊重し、100年後も続く”サスティナブル”なワイン造りを目指しています。
6.
海産物とのペアリング
三陸の親潮と黒潮がぶつかる豊かな漁場がもたらす潮風感じるワインと海産物の相性は抜群です。特にアルバリーニョと鮨の相性は最高です。また、陸前高田でしか食べられない新鮮で珍しい食材と頂くのは極上の体験です。
白ワインやスパークリング、オレンジワインなど、様々なスタイルのワインを造ることで様々な食材やシチュエーションと合わせ、海の産業や観光業とも連携し、地域一体となって成していくことを目標にしています。
衣・食・住・遊・休・美・知
– 陸前高田だけの素晴らしい体験 –