大変長らくお待たせいたしました。
第一弾が完売になっておりましたが、第二弾シードルを発売いたします！

今年は樹上でギリギリまで生らし、完熟させました。
芳醇な香りはエロティック、蜜の多さはドライなテイストに。

ヴィンテージやアイテムごとに、テイストをヴィジュアルで表現。
メイクアップや髪型など変わるので、年々のを並べたらおもしろくなるラベルです。

また、ありがたいことにメディアに出る機会が多く、
ワインから使う予定でいた日本の伝統的な紋様である「青海波」ラベルを
シードルに限定でプロモーション的に用いてみました。

そのため、中身は一緒ですが、2022ヴィンテージは2ラベル存在します。

陸前高田のリンゴの特色は、潮風とたっぷり浴びる太陽と海洋性気候。
海洋性気候は、秋が長くゆっくり果実が熟せるのが特徴です。
岩手県で最も古い歴史を持つリンゴ産地。

氷上山があり、気仙川があり、広田湾があり、
様々な好条件が重ならないと果樹産地も成せず、全てが繋がっています。

農産物は先人が築いてきた財産。
テロワールを読み取り、アプローチしてきた歴史。
シードルは地域のこれまでとこれからを考えて、ひとつのリスペクトの形です。

苦労話は尽きませんが、関わっていただいた方々に多大な感謝を申し上げます。

リンゴはシードル用に小玉に栽培。瓶内二次発酵で、瓶内熟成3ヶ月。

わずかながらの本数ですが、ようやくリリースできることをとても嬉しく思います。